北海道の果実「ハスカップ」をカステラ生地で挟んだお菓子『よいとまけ』。賞味期限や味、口コミが気になっている人もいるのではないでしょうか。
今回は、北海道のお菓子『よいとまけ』を徹底調査。口コミや賞味期限、気になるカロリーなどの栄養成分はもちろん、実際にお取り寄せして食べてわかったことも写真を交えてレビューしていきます。
『よいとまけ』が気になっている人は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
よいとまけを食べてみてわかったこと
『よいとまけ』は北海道特産の果実であるハスカップを使った、北海道を代表するロールケーキ。がっつり甘いロールカステラ生地と、野生的な酸味のハスカップ入りジャムの組み合わせがやみつきになります。
ケーキの表面にもハスカップジャムが塗られており、表面のジャムが取れぬようオブラートが巻いてあるのが特徴です。
かつてはオブラートのせいでカットがしにくく食べにくいお菓子と言われていましたが、今は取り分けて食べやすいよう、あらかじめカットされています。
コーヒーや紅茶はもちろん冷たいミルクと合わせて食べてもおいしい、北海道ならではのロールケーキです。
よいとまけについての詳細
北海道苫小牧にある菓子店「三星」は、作家の小林多喜二の伯父にあたる小林慶義が創業した菓子店として知られています。
三星の『よいとまけ』は苫小牧を代表する銘菓であり看板商品。「お菓子のオリンピック」とも言われる第22回全国菓子大博覧会にて名誉総裁賞を受賞するなどの実績をおさめています。
半世紀以上前に誕生して以来、変わらぬ甘酸っぱくも素朴な味は、北海道民をはじめ日本中の人に愛され続けています。
北海道産の希少なおいしいハスカップを使用したジャムを惜しみなく使用。ハスカップ入りジャムはケーキに挟むだけでなく表面にもたっぷりと塗られ、オブラートで優しく包んでいます。
賞味期限は製造日より45日と長めで常温保存が可能。本体価格は730円(税込)。通販で購入する場合は別途送料が920円(税込)かかります。
よいとまけの原材料名&栄養成分表示
よいとまけの原材料名や栄養成分表示が気になる人のために、箱の裏側に記載されている原材料名と栄養成分表示を写真に撮ってみました。気になる人は購入前にチェックしておくといいですよ。
原材料名:砂糖、鶏卵、小麦粉、ミックスジャム(水あめ、あんず、砂糖、みかん)、ハスカップ、水あめ、発酵調味料、レモン果汁、蜂蜜、オブラート/トレハロース、膨張剤、酸味料、ゲル化剤(ペクチン)、増粘剤(キサンタンガム)、乳化剤、(一部に小麦・卵・りんご・大豆を含む)
栄養成分表示(100gあたり、推定値):熱量273kcal、たんぱく質3.7g、脂質2.3g、炭水化物60.1g、食塩相当量0.1g
よいとまけの口コミ&評判は?
よいとまけの口コミ&評判をインターネット上で調べてみたところ、北海道を訪れた際にお土産として購入していく人や、長年のファンが多くいることがわかりました。
数ある口コミのなかから、味や特徴がわかるコメントをピックアップしてご紹介します。
よいとまけのポジティブな口コミ
甘さは結構強いが、その後のハスカップの酸味が甘さを打ち消してくれる感じで後味さわやか。ハスカップの酸味が病みつきになってつい食べすぎてしまうという声が多くありました。カットされているので取り分けがラクなのがいいという声も。
北海道以外ではハスカップを使ったお菓子はかなり珍しいので、道外の友人&知人にプレゼントしたところとても喜ばれたという声もありました。
北海道の特産品のハスカップの甘酸っぱさが魅力的なロールケーキであることが、口コミからも伝わってきます。
よいとまけのネガティブな口コミ
ネガティブな口コミはほとんど見られませんでしたが、ハスカップの酸味も強いぶん、甘さが強いので、もう少し甘さ控えめだったらいいという声がわずかながらありました。
甘すぎるお菓子がニガテな人には、くどくかんじられることもあるようです。
よいとまけを実際にたべて徹底レビュー
『よいとまけ』を三星の公式オンラインサイトからお取り寄せして、実際に食べてみました。パッケージや内装、ケーキの見た目や食感などを詳細にレビューしていきます。
よいとまけのパッケージや内装をチェック
荷物は常温の通常便で送られてきました。冷蔵庫に入れずに常温保存できるのはありがたいですね。写真はダンボールから箱をだしてみたところ。白地にハスカップをイメージした紫色の文字が入ったパッケージです。よいとまけの写真が映っているので中になにが入っているかひと目でわかります。
箱をあける途中にて、『よいとまけ』の意味やお菓子づくりを始めた理由などの記載が。苫小牧の工場作業員の掛け声が名前の由来だったことに驚きました。
箱を開けると、箱いっぱいの大きさの『よいとまけ』が入っていました。ハスカップのジャムが生地に塗られているからか、表面は赤黒くツヤがあります。
よいとまけの見た目や食感・味は?
ビニール袋から『よいとまけ』を出してみたところ。ケーキ表面はハスカップ入りジャムとオブラートに包まれていてつやがあり、触ると少しベタベタしています。
以前はオブラートのせいでカットしにくく日本で一番食べにくいお菓子とも言われていた『よいとまけ』ですが、現在はビニール袋から取り出したり移動がしやすいように透明の土台が設置されていたり、取り分けるときに手が汚れぬよう7等分にカットされていたりと、だいぶ食べやすくなりました。
『よいとまけ』のひと切れをケーキ用のお皿に乗せてみました。ハスカップ入りジャムが塗られた生地が2回巻きされているのがわかります。ジャムは生地にも染み込んでいてしっとりとしています。
『よいとまけ』をフォークでカットして実際に食べてみました。表面のオブラートがフォークにペタっとくっついてカットはしづらかったです。ハスカップ入りジャムはブルーベリーの味に似ていますが、ブルーベリーよりも酸味が強いぶん甘さは強めに味付けされています。
生地はカステラのような感じで適度にふわふわ感があるもののジャムのせいか少しざらっとした食感。ジャムが染み込んでいる部分はしっとり食感です。生地も甘みが強いですがジャムの酸味が強いのでくどすぎず後味はすっきり。ついもうひとつ食べたくなってしまうあと引くおいしさのロールケーキです。
よいとまけは甘酸っぱいお菓子が好きな人におすすめのケーキ
『よいとまけ』は北海道の歴史や地域の味を感じられる郷土菓子を食べたい人や、酸味の強い大人向けのお菓子が好きな人向けのケーキ。常温保存可能なうえに7等分に切り分けてあるので、親しい友人・知人と集まるときの手土産にもおすすめです。
北海道特産のハスカップの酸味がくせになる『よいとまけ』を、あなたもぜひ味わってみてくださいね。
なお、『よいとまけ』を販売している三星では、ハスカップジャム入りのブッセ『ハスカップランド』や、ハスカップ入りクリームを中に入れたバームクーヘン 『ななかまど』もオンラインショップにて販売しています。
気になる人は、そちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
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