有名パティシエ辻口博啓さんが手掛けるロールケーキ専門店「自由が丘ロール屋」の看板メニューである『和三盆ロール』。お店やパティシエの名前を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも、遠方に住んでいるとなかなか買いに行けませんよね。
今回は、看板メニューである『和三盆ロール』を公式オンラインショップでお取り寄せして実際に食べて徹底検証レビューしてみました。
購入を検討されている方や、『和三盆ロール』について気になっている方も、この記事をぜひ参考にしてみて下さいね。
自由が丘ロール屋の『和三盆ロール』を食べて分かったこと
自由が丘ロール屋の『和三盆ロール』は、ふわふわでしっとりしたスポンジ生地が特徴で、食べた瞬間消えてしまうほど。
たっぷり詰まった生クリームも甘さ控えめで、いっしょに巻かれているカスタードクリームが合わさって優しい素朴な味わいに仕上がっています。
生クリームのミルクの深いコクや黒蜜のほんのりした甘みも絶妙で、12cmのロールケーキを1人で食べきれてしまうほど美味しいロールケーキです。何度でもリピートしたくなること間違いなし。コーヒーや紅茶だけでなく、温かい緑茶や抹茶とも相性抜群です。
甘党派の方だと12cmでは若干少ないな……と感じてしまうかもしれません。18cmサイズも販売されているので人数や食べる量に合わせてサイズを検討しましょう。
自由が丘ロール屋の『和三盆ロール』の詳細について
『和盆栽ロール』とは、東京都自由が丘に店を構えるロールケーキ専門店「自由が丘ロール屋」の看板メニュー。
モンサンクレールのオーナーシェフでもある有名パティシエ辻口博啓さんが、18歳の頃から思い描き続けていた夢の唯一無二のロールケーキ専門店だそうです。
もともとロールケーキ作りはパティシエを歩む中で初期の仕事。それを続けるうちに独立したいという想いが芽生え、長年の間技術を磨き続けて独自のスタイルを確立したとのこと。お菓子作りに対する情熱が伝わってきますね。
ロールケーキの魅力であるふわふわのスポンジは、素材を厳選し、日々新しい配合を試みているそう。
この『和三盆ロール』はサトウキビから作られるまろやかな甘みが特徴の和三盆糖を使用。しっとりふんわりと仕上げたスポンジ生地には、黒蜜と和三盆糖が使用された風味豊かな生クリームが巻かれています。
また、一緒に巻かれているクレームパティシエール（カスタードクリーム）には米粉と和三盆を使用。とことん素材にこだわって作り上げた優しい味わいが魅力のロールケーキです。
値段は12cmが1660円、18cmが2500円（すべて税込価格）で、ロールケーキの直径は約8cm。12cmは見た目は小さめで上品なサイズ感です。
原材料名
生クリーム（乳成分を含む）、卵、小麦粉（国内製造）、砂糖、和盆栽糖、サラダ油、牛乳、バター、米粉、黒糖／トレハロース、バニラ香料（原材料の一部に大豆を含む）
栄養成分表示
100gあたり（推定値）熱量309Kcal、たんぱく質6.3g、脂質18.9g、炭水化物28.6g、食塩相当量0.19g
送料
送料は地域変動制。
こちらの商品は冷凍商品なのでクール便（冷凍）で配送されますが、サイズによってクール便の価格も変動します。一部料金を下記に記載しました。
南東北、関東、信越、中部、北陸：860円
北東北、関西：960円
中国、四国：1060円
北海道、九州：1260円
沖縄：1360円
送料に追加されるクール便価格：60～80サイズ220円、100サイズ330円。
詳しくは公式オンラインショップをチェックしましょう。
保存方法と賞味期限
保存方法は冷凍保存。冷凍で7日間、解凍後は当日中が賞味期限になっています。
冷凍で7日間しか保存できないので、友人との集まりや女子会などで提供したい場合などは、予め日にちを計算して購入することをお勧めします。
食べる前に冷蔵庫で5～6時間解凍しましょう。
自由が丘ロール屋の『和三盆ロール』の口コミや評判について
インターネット上で口コミを調べてみたところ、有名パティシエが手掛けるロールケーキということもあり購入者も非常に多いらしく、たくさんの口コミを見つけることができました。
多くの意見の中から代表的なものをピックアップしたので、まだ購入したことがない方も、再度購入を検討されている方も参考にしてみてくださいね。
自由が丘ロール屋の『和三盆ロール』のポジティブな口コミ
「有名な辻口さんのロールケーキとあって期待したが、期待値どおりふわふわで甘すぎないクリームが絶品。また食べたくなる味。」
「優しい味わいで、生クリームもほんのりした甘みでスポンジがしっとり。」
といった意見が。
中には、「保存料が入っていないから身体にも優しいから小さな子にも罪悪感なく食べさせやすい。」といった、原材料や素材に配慮した部分を評価にあげている方もいました。
自由が丘ロール屋の『和三盆ロール』のネガティブな口コミ
「堂島ロールに似た味わい。でも生クリームが物足りない感じがした。」
「パティシエの有名さに名前負けしている。」
「値段が高く、コスパが良くない。」
といった意見が。
コスパは人それぞれの価値観にもよりますね。また、有名な方のロールケーキだからこそ、皆さんの期待値も、従来のロールケーキ以上に高かったようにうかがえます。
自由が丘ロールケーキ屋『和三盆ロール』のパッケージやケーキの見た目などをチェック
このような大きめの箱に入って到着。
しっかりと冷凍状態が保たれるようにアルミ製バッグにロールケーキを入れられています。商品に対する丁寧な愛情が伝わってきますね。
箱からすべて取り出してみました。アルミ製バッグの中には更に保冷剤2つも同梱。
ロールケーキが包んであるプラスチックパッケージを取り外した状態の外装。華やかさと繊細さを感じるかわいらしい箱ですね。
箱には「毎朝一つ一つ丁寧に心を込めて巻いた出来立てのロールケーキ。保存料を一切使用せず、自然の風味を大切にした身体に優しいお菓子です。」と書かれています。
賞味期限が短い理由ですね。
箱の蓋を開けて取り出すところを撮影。
見にくいですが、ロールケーキが乗せてあるシルバーの紙製敷皿は箱にしっかりと粘着テープでくっついています。配送の際の横揺れなどの防止目的かもしれませんが、かなりケーキを取り出しにくいです。思わずロールケーキを倒しそうになってしまうほど。
ケーキだけを手で掴んで取り出そうと思っても、かなりふわふわなので手で持つことも困難です。粘着テープが付いている箇所は、シルバーの紙製敷皿の両端と底部分。両端の粘着テープを剥がし、あとはゆっくりと敷皿の底の粘着部分を剥がして取り出しましょう。もしくは、冷凍の状態でお皿などに移してから解凍することをおすすめします。
ケーキを取り出してお皿の上に乗せてみました。可愛らしいぐるぐる模様が和を感じさせるデザインで特徴的ですね。
ロールケーキからぐるぐる模様のプラスチックパッケージを剥がしてみました。こちらは、剥がせる箇所がケーキの底。一度ケーキを一回転させなければ取り外せませんでした。
たまたまかもしれませんが、パッケージを取り外すのにとても苦労するロールケーキのようです。
サイズは12cm×直径10cm×高さ8cmほど。
ロールケーキを約2cmほどの厚みで切ってお皿の上にのせたところ。
今回はナイフを温めずに切りましたが、きれいな断面で切ることができました。ふわふわで切るのが難しいですが、ゆっくり切れば大丈夫です。
生クリームがしっかりと空洞なく詰まっていて、中心部は黄色味がかったクリームも詰まっています。ここがどうやら、カスタードクリームのフランス語でもあるクレームパティシエール。
実際にお取り寄せした自由が丘ロールケーキ屋『和三盆ロール』の食感や味とは？
ヒメフォークを入れた瞬間はふわふわでとにかく柔らかく、フォークが刺さったのが分からないほど。甘い生クリームが苦手な筆者は、少し覚悟を決めて一口目を食べてみました。
口の中に入れた瞬間のとろけるようなふんわり感としっとりしたスポンジに衝撃をうけました。重たいケーキを食べている感覚ではなく、アッサリした口当たりです。
また、生クリームはと言うと、甘ったるさや重たさはなく、ほんのりしたまろやかな優しい味わい。ミルクのコクを強く感じることができます。例えるならコーヒーや紅茶に入れるミルクフレッシュのような味わい。
それに黒蜜の風味が効いたカスタードクリームが合わさって、素朴で何度でも食べたくなる絶妙なロールケーキに仕上がっています。
黒蜜が苦手な方でも、黒蜜は際立つことはなく陰の立役者。全く黒蜜を感じさせないので恐らく問題ないでしょう。
自由が丘ロールケーキ屋の『和三盆ロール』は何度でもリピートしたくなる甘さが苦手な方向けロールケーキ
自由が丘ロールケーキ屋の『和三盆ロール』はしっとりふわふわ生地でしっかり詰まった甘さ控えめな生クリームが美味しいロールケーキです。
ミルクの深いコクと黒蜜入りカスタードクリームの優しい味わいが楽しめて、口の中でとろけるほどの軽い口当たりが魅力。1人で12cmのサイズをペロリと食べてしまえるほど、あっさりとして食べやすいですよ。
保存料不使用で素材にこだわったロールケーキは小さな子でも食べやすく、老若男女問わず満足できるでしょう。
12cmで1～2人、18cmで3~4人向けに適しています。かわいいパッケージなので手土産にもおすすめですが、賞味期限が短めなので注意しましょう。
なお、自由が丘ロールケーキ屋では、ほかにも「カステラロール」や、季節限定の「いちごのロール」なども販売されています。この機会にいろんなロールケーキを味わってみてはいかがですか。
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